ノーミスで弾くのが目標なの?

2020.08.19

みなさん、こんにちは。今年はコロナで、めちゃくちゃ暑くて大変ですね。楽しいピアノライフをお過ごしくださいませ。

そもそもノーミスで弾くのが目標というのは、練習する人には、しんどいものだと思います。
わたしも小さいときから、弾けなかったら土なられたり、ため息つかれたりして、まちがえたらいけないと思ってひたすら練習してきました。
習っている生徒さんのなかでは、上手だと言われていましたが、それほどピアノが楽しかったわけではありません。人からの評価が嬉しかったのです。

ピアニストになったいま、まちがえないように弾くのが目標になったことはありません。
もちろん難しい箇所を弾けるようにする練習方法をしっていて、練習はしますが。

音楽の特徴をつかみ、楽譜を読み込み、心を開いて、リラックスして集中して弾きます。
ミスはそんなにしませんよ。
たとえミスってもさっさと前へ進んでいきます。
日本人は緊張しやすいように思います。とくにピアノ。あるぱかピアノ教室ではノーミスを目標にしません。まちがえた自分をせめる生徒をつくりたくありません。弾き終えて楽しかった人を育てたいです。
自然に気がついたらミスは、減ります。どうしてもノーミスがお好みなら、AIロボットに弾かせましょう。私たちには、心があるのです。長いピアノライフを自分を縛る練習だけにつかうのは、しんどいし、もちません。もっと楽しみましょう。少し弾けたら自分をほめてあげてくださいね。

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