千住真理子さんの音楽教育

2021.04.02

最近、千住真理子さんの著書を読んでいるうちに、彼女の幼いときのバイオリン教育を読んで、なるほどと心に納得がいった。

彼女は、兄ふたりが先にバイオリンを習っていたこともあり、バイオリンが好きで好きでたまらなかったようです。みかねたお母さんが、バイオリンの先生のところへ、連れていきました。二歳半だったそうです。

彼女は、先生のおひざの上にのせてもらって、先生が美しい素晴らしい曲を延々と、ひかれたそうです。まるで自分がひいているように感じたうれしい真理子さんでした。

小さなこどもだからといって、簡単なシンプルな曲をきかせるだけでなく、ほんまもんの素晴らしい曲を楽しく聞かせることは、音楽の原点だと思います。

うちの教室にこられる小さなこどもたちにも、ほんまもんをわたしが、弾いてきいてほしいと思います。画用紙とクレヨン、いろ鉛筆も用意しておきましょう。好きにイメージを書いてもいいし、お話つくったり、あるときは、おどったり、ゆらゆらしたり、自由に音楽とたわむれてみてほしいです。

おうちの環境もあるとおもいますが、小さいときから、いろんな音楽体験をしてほしいと思います。うちの四年生の男の子は、ショパンの幻想即興曲が大好きで、よく生できかせたり、最初を弾かせたりしています。わたしが、ピアニストでもあるがゆえに、生でたのしくほんまもんをきいてほしいです。弾けるようになってからではなく、小さなときから、触れてほしくおもいます。

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