生徒さんがお話したくなる先生になりたい

2020.09.07

„みなさん、こんにちは。
今日はとても大事なことを書きます。
ピアノを教える先生であるまえに、生徒さんがお話したくなる人間でありたいと思います。

心のなかを話して、聴いてもらうってなんだかすっきりしますね。お父さんお母さんのことや、学校であったことや、いやなことやかなしかったことや嬉しかったことなど、いろいろ話してくれるとわたしは、嬉しいです。

答えはでないかもしれないけど、聴いてもらえるとわたしは、安心します。実はわたしには、聴いてもらえそうな大人が二十歳になるまでほとんどいませんでした。それでとんでもない犯罪にまきこまれてしまった経験があります。
あのとき、だれかおとなに話していたら、と思います。だから今度は、きいてあげられる側になりたいのです。今はわたしにも、話をよく聴いてくれる人がいます。きいてもらったあとには、やっと弾きたい音楽が頭のなかから、聞こえてきます。どんな風に、どんなタッチで、どんなメッセージを表現したいか感じはじめるのです。最初から生徒にいうばかりのレッスンではありません。まず心が開かないとね。お話聞かせていただきます。

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