ベートーヴェン悲愴2楽章

2020.05.13

今日は偶然エキサイトブログで、見知らぬ50代の男性のポエムを読み、感動しました。その方は脳性マヒで車いす生活です。「強く優しく生きたい」という言葉が心に残りました。

私の本棚には、瞬きの詩人 水野源三さんの詩集もありました。生きる喜びと祈りがあふれた詩でした。(水野さんも脳性マヒ耳と口しか使えなかったそうです。)このブログや本を読む前に野鳥や植物の美しい姿をブログで見ていたのですが……

ふと私の心に感謝という二文字が降りてきました。「そうや、ベートーヴェンの悲愴2楽章も感謝に満ち、語りかけている」と感じました。この曲は人の声に近いまん中のドから始まり、最初右手がヘ音記号なんです。すばらしい発明でした。

今、世界中が大変になっている時代、神様にためされているように感じます。今こそ、神様や人や動物やいろんなことに感謝を深くしたいと思うようになりました。ピアニストとしても今年生誕250年のベートーヴェン、ピアノソナタの2楽章を演奏して生きる喜びと、感謝を表したく思います。長い道のりになりそうです。

まえじまゆみ

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